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元介護職員の私から見た田舎の介護施設の現状

今日は元介護職員の私からみた田舎施設の現状を書いてみたいと思います。

 

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【目次】

 

介護職員の低賃金と老老介護

先月まで地元の介護施設で働いていました。

その施設はグループホーム。2ユニットの小さな施設です。

(1つのユニットというスペースに9名の個室があり、それが2スペース分あります。

それぞれに台所、トイレ、風呂場があります。)

田舎の介護現場の現状

私の近所のコンビニも高齢スタッフがほとんどです。

田舎は異様に介護施設が多かったりします。

でも、若い働き手が少ない。

そんな中、就職先の少ない高齢者の職員が私が居た施設でも大多数を締めていました。

老老介護は自宅だけではなく、施設内でも田舎ではよくある話なんです。

 

前に努めていた施設では大きい声では言えませんが、施設長が寝泊まりして日勤夜勤を続けてなんとか職員数をカバーしていました。

 

私は学校に通っていて国家資格はいくつか持っていますが、ほとんどの職員は未経験の方ばかりでした。

就職したての頃は、多くの先輩方の言葉遣いと介護テクニックの低さにどん引きしました。

知識が少ないので、おむつ交換や車いすへの移乗等の介助が力技で行われていました。

もちろん丁寧で心を込めた介護をされている方もいらっしゃいました。

 

資格を持っているからと言って、仕事をサクサクこなせる訳でもなければ、ある程度の知識はあっても、相手が人間であるから、最終的には人柄が大切な要素になってきます。

 

家に居なくても心地よく、いかに楽しく安心して過ごすことができるかが一番重要だと思っています。

 

勤めていたグループホームでは

私が勤めていた施設では2ユニットで夜勤職員が1人ずつ。

1人で9人の入居者に対応しなければなりません。

 

高齢になると夜間のトイレが頻回になるし、さっきトイレに行っても忘れたり、漏らすまいとまたトイレに戻ってしまってナースコールが鳴り続けることもありました。

早朝は着替えやトイレ介助、おむつ交換、朝食も作るので職員は常にダッシュ。

寝不足の朝は意識がもうろうとしているので、転倒のリスクが一番高くなる時間でもありますから、ずっと気を張っていなければならない状況でした。

 

例えば、誰かがナースコールを押されて駆けつけてトイレ介助をしている間に、同時にナースコールを押されたりして呼ばたら、どちらかを待たせることしかできません。

夜間休憩時間を取る就業規定になっていても、眠ることも、実際は休むことすらできませんでした。

ブラック企業の施設が多く在り、夜勤をした次の日は「明け」と言って、1日休むのが法律で定められていますが(明けの日も勤務日に入る)明けの日の夜また夜勤ということがざらにあって、人手不足のひずみはもろに働き手に直撃していました。

だからか若い人はすぐ辞めていきますし、残った高齢職員が現場をみることになる。

私がいた施設も70歳を越えても正社員で雇われている方が多かったです。

それが田舎施設の現状です。

 

重労働なのに低賃金

おむつ交換や入浴介助など、重労働の割に低賃金で、どうしても残業が多くなりがちですが、残業代なんて施設長のさじ加減ひとつでしたから、モチベーション維持がとてもキツイ現場でした。

私はこどもがよく熱を出して保育園からすぐ迎えにくるように言われて、帰らざるを得ませんでしたが、人手不足の中代わりの職員が居なくて、皆に迷惑をかけながら早退していました。こどもが感染症で長期の休みになってしまうと、上司からイヤミもよーく言われました。

本当に休みづらかった。。。

ワンオペ育児で、実親も遠方にいるので、熱が出たら私しか看てあげられません。

面接の時には理解しているし心配は要らないと言われてたんですけど、実際はそんなこと全く通用しない現場でした。

人手不足の会社に就職した私が間違いでした。。。

 

認知症について

認知症対応型の施設に勤務していたので、みなさん認知症でした。約9割が女性。

 

認知症は年相応のもの忘れとは違って、その人それぞれ進行の早い遅いや、体調が左右して一時的だったり、まだらな方もいらっしゃいます。

物忘れは朝食を食べた内容が思い出せないのに対し、認知症は食べたことそのものをわすれてしまう病気です。

でも、昨日や最近のことは忘れてしまっても、若い頃盛んに働いていた記憶や、印象的だった思い出はずっと覚えていらっしゃいます。

 

白砂糖

白砂糖の取り過ぎは、さまざまな生活習慣病や精神的にも悪影響を及ぼすということが解っています。

天然のキビ砂糖やてんさい糖とは違い、漂白された化学物質と言われています。

そして、認知症の要因でもあると言われています。

血糖値を上げすぎる食べ物はよく注意したいものですね。

 

↓試してガッテンで特集されていました↓

www9.nhk.or.jp

認知症薬の効果は??

1日1回5年間薬を飲み続けても認知症が進行していた患者さんもいらっしゃいましたし、大きく改善された方は今のところ私は見たことがありません。

実際、飲んでいる患者さんで自宅に帰られた方は1人だけでしたが、その方も認知症は進行していました。

家族の見守りが常に無ければ一人で暮らすのは無理です。

他の薬にはパッチタイプや錠剤などいろんなものがありますが、進行を緩めるだけのようです。

血腫等の病気なら手術で直ることもあるようですが、残念ながら大多数の認知症を根治する方法は今のところ無いようですね。

 

もし自分の親が認知症になったら

実家の親が少しずつ物忘れが出てきました。

実父は甘いもの大好きで、母親は糖尿病です。

もし病気や老化で自宅生活が困難になったら施設に入れて欲しいと言われています。

でも、施設で働いていた私にとって、良い答えは出せずにいます。

 

年を取るって切ないですよね。

中高年の方であれば、親が衰えて行く姿を見る機会は多くなりますが、そこから目を背けたくなるのは当然です。

でも、肉体が衰えても、スピリット(魂)は老いて行きません。

例え話が通じなかったりしても、心の奥底では通じ合っていると思っています。

老いていく肉体は単なる物質です。

親の本質はどこか焦点がズレないようにしたいと思います。

 

自ら望んで無い限り、誰しも自宅に帰って生活したいものです。

自分は施設で学校のように注意されながら死ぬつもりで生まれて来た訳でもなければ

最後まで気持ち良く過ごしたいです。

 

施設の職員の方も、日々の業務に追われて毎日必死で戦っていると思いますが、声を掛けやすい環境を作ってあげてください。あなたと同じく若い青春時代があったのですから。

 

 

今日も長文読んでくださってありがとうございました!!

☆☆☆ coconatstar ☆☆☆